2004年10月08日

もの想ふ時。

ワタシが必ず物想いにふけってしまう時間がある。
それはお風呂に入ってる時と台所の洗い物をしている時だ。

どちらも単調な作業で頭を使わないせいか、
想いの片鱗がさまようことを止められない。

妙に集中しているようで、それでいて散漫なようで。
気が付くといろんな思考を漂わせている。

その思考の漂流はいろんなパターンがあるが、
下降気味の感情に支配されているのかもしれない。
それゆえに鬱々として止められないのか。
あえてドン底まで考えてみたりもするが、
子供達がいる時などはマイナスの海溝にハマらないように、
音楽をかけて大声で歌いながら作業する。

そういう場合は、たいていストレスが溜まってる時が多いのだが、
元気でいるときでも、突然、思考に囚われる時もある。

今夜の入浴時がそうだった。

入浴前は普通にテレビを見て笑ったりしていたのだが、
バスタブにつかっていたら、突然昔のことが浮かんできた。

それは、3年ぐらい前に亡くなった祖母のことだ。
祖母のことがとめどもなく思い出されて思い出されて仕方がなかった。
最近忙しさにかまけて、お線香をあげに行っていないから、
祖母がワタシの様子を見に来たのだろうか。

何年前に祖母は亡くなったのだろうと過去のメールを探してみると、
ワタシの悪友であるKくん宛のメールに、祖母の最期にあたる日のことを書いていた。
自分で書いたはずなのにその内容はすっかり忘れてしまっていた。
しかし、読んでいるうちに涙がこぼれてきた。
そこには危篤の連絡を受けてからのワタシの行動が、かいつまんで記録されていたのだ。

あの日、ワタシはそうだった。
いろんな事情の波に流されて祖母の病室に行ったのだった。
そしてワタシが実家にいた頃と同じように、
父と母と妹と祖母と、一緒の時間を同じ空間で過ごしたのだった。
時が経ち、外が暗くなったあたりでみんなが病室から引き上げ、
明日を待っていた深夜に。
祖母は病院で一人静かに息を引き取ったのだった。

怒濤のような戦後を生き抜いた、凛とした姿の女性だった。

そんな私を忘れないでおくれ。
そう祖母が言ってる気がする。

きっと、ワタシに思い出させようとしたんだね、ばあちゃん。

もの想う時には、何かしらの理由があるのかもしれない。

そう感じた夜だった。

posted by ゆずりは at 01:57| 埼玉 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 出来事 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>もの想う時には、何かしらの理由があるのかもしれない。

ほんとにそう思います。
『思い出させられてる』ような時、ありますよね。

私の場合は7月に亡くなった父のことです。
Posted by さくら。 at 2004年10月09日 09:37
さくら。さん、コメントどうもです! ( ^_^)/

忘れているわけじゃないんですけどね・・・。
でもこうやってエントリに残せてよかったです。
記憶はだんだん曖昧になっていくから。

きっと祖母は忘れないでねーって、みんなのところを回っているのかも。

さくら。さんとこにもお父さんが来てるかもしれませんね。

近いウチに実家に行って来ようかな。

Posted by ゆずりは at 2004年10月09日 18:02
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